全額統一 国語 答え：南山大学 受験BBS

答え合わせしよう

A55 ア
「いかで」は「どうして*か(反語・疑問)、なんとかして*」と言う意味がある。そこを抑えるとウ、エは消せる。最後の「思ひわたるに」は動詞「思ふ」に「わたる」がくっついたもの。「わたる」は「通る」と言う意味があるが、動詞にくっつくと「続ける」になる。次に文脈判断だ。弁は皇女のことが好きであり、どうしていいかわからなく苦しい気持ちになっている。選択肢を見ると、「この気持ちをどうしていいかわからない」という「悩み」となるのでアが正解。イの「恨み」はあり得ない。
A56 イ
アは皇女は入内する事になったが、自ら「望んだ」という記載はない。最後の「責めている」は、弁は「悲しい」と言っているため責めてはいない。
イは「思いが無駄になってしまったこと」が正解である。弁は片思いで、思いを伝えたかったが入内することを知って思いを伝えることができなくなった。
ウは「心変わり」が違う。もともと皇女は和歌で弁を振っている。和歌を解釈できれば解けるが、これは難しいかもしれない。
エは主語があり得ない。
A57 エ
アは主語が違う。
イは応援するどころか「男のくせに嘆いてんじゃないよ。」と言ってる。
ウは助言せず、「お前はもう立派なんだから自分でなんとかできるよ」と言っているから違う。
エは最後の文章のカッコ内の発言から、「和歌をご覧になる暇がない」と言っているため、「つれないもの」としては合っている。ただ、「返“歌”なのか？」とも思った。だが他選択肢を見る限りこれが適当。
オは序盤の和歌以外皇女の発言がなく、嘆いている様子も見当たらない。