問６ ① 「人は皆寝ぬれど」の「ぬれ」は完了の助動詞「ぬ」の已然形、となると「人は皆寝てしまったけれど」となり②③④は切れます。「つゆまどろまれぬに」の「つゆ～打消」は「全く*出来ない」という意味になりますので、この時点で①だと分かりますが、念の為後も見ておくと、「やをら起きい出でて」の「やをら」には「そっと」という意味があることと、作者目線からの文ということ、それから後に続く文から主語がいきなり誰かになるのはおかしいことから①と判断しました。
問7 ② これは合っているか微妙なところです。理で判断出来なかったので「思い立ちぬる」で判断しました。「思い立つ」は決心するという意味があるので①③④は消えるかと思います。②か⑤かで迷いましたが、確信？は少しずれてる感じがしましたし、理という言葉が仏教ぽくね？と思ったので②にしました。
問8 ③ これは「程なし」で「間もない」という意味になります。「手にさわる」はそのままの意味でいいと思います。簡単に訳すと「すぐ手に触れたぜ」ってことですよね。その原因を問いてる問題ですね。その前の部分に「昼より用意しつる鋏、箱の蓋などの…」とありますので、あ、昼から用意してたんだなと分かり③です。つくろい物とか憶測で判断しないで文に書いてないものは全部切っていいと思います。
問９ ③ これはま間違いないと思います。皆さん⑤か③かで予想していらっしゃるようですが、これは、最後和歌は実は書いてないんです。髪の毛を髪の毛に包んでそこに「ふと思った事書いた」だけなんです。「外なるともし火の光なれば、筆の立所も見えず」とありますよね。「筆の立ってるとこも分かんねぇやw」って感じになって、その後に和歌が書いてあるだけなのです。筆立ってるとこも分かんねぇ状態で和歌を書き留められるとは想像し難いですよね…。この文章、作者が若き日を回想した文章なんですよね、だからその時の気持ちを後から和歌にして書いてるだけだと思ったんです。
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